去る11月15日、欧州・Hoffmann Eitle事務所からDr. Dominik Scheible, Dr. Stephan Jan Steinmüller, Dr. Axel T. Esser, Dr. Clemens Tobias Steinsの4名が来所されました。
Hoffmann Eitle事務所の方々とは、欧州統一特許裁判所(UPC)に対するBrexitの影響や、IoTやインダストリー4.0における進歩性の問題等、最新の欧州特許情勢について意見交換を行いました。
さらに、欧州出願の審査において非常に悩ましい問題である欧州特許庁の補正要件についてプレゼンを行っていただきました。欧州特許庁における補正要件が厳しいことはよく知られていますが、どの程度なら補正が認められるかを判断することは容易ではありません。プレゼンでは具体的な例を挙げながら、補正を行う際に何を基準として補正の可否を判断すべきかをわかりやすく解説していただきました。
弊所では、欧州代理人と密に連携しながら、補正要件を満たしつつ、クライアント様の希望にできる限り沿った内容で権利化できるように、日々、努めていきたいと考えています。

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