韓国代理人の来所

投稿日時 2019-11-08 12:58:07 | カテゴリ: 海外特許情報

去る9月10日、韓国・特許法人太平洋から弁護士/弁理士の李厚東氏と、弁理士の曺亨穆氏が来所されました。特許法人太平洋は、法務法人(有限)太平洋の知的財産部とともにBAE, KIM & LEE IP Groupを構成し、出願から訴訟までワンストップで行うことを強みとする韓国の大手事務所です。

李氏からは最近の韓国における特許動向のプレゼンがありました。韓国特許庁への特許出願件数は年間約21万件で、日本特許庁への特許出願件数(約31万件)よりも少ないのですが、意匠出願は約6万4千件と、日本での意匠出願(約3万1千件)の倍以上という統計結果の紹介がありました。韓国ではサムスンとアップルが意匠にかかわる知的財産権侵害をめぐって法廷係争を繰り広げたことから、意匠権が重要であるという認識が広く共有されているのだそうです。

また、2019年に韓国で施行される制度の紹介もありました。故意侵害に対する3倍賠償が認められるようになったり、韓国特許庁の特別司法警察の捜査・取締り対象に特許権が含まれるようになったりと、韓国では権利者側に有利となる制度改正が進められているようです。

外交面では日韓関係の悪化が伝えられていますが、弊所はこれまでと同様に韓国代理人と直接対話をし、交流を続けていくことで、韓国でビジネスを展開されるクライアント様に対して知的財産面でのより良いサポートを提供していきたいと考えています。







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